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昆虫

アブラゼミ

時期
7-9月

茶色い翅(はね)を持つ大型のセミ、アブラゼミ。かつては市街地でも多かったのですが、近年は大阪の都市部では減少傾向にあり、代わって、より大型のセミ、クマゼミが増加してきています。幸い鶴見緑地には今でもアブラゼミは多数生息しており、比較的樹木の密度の高い場所でよく見かけます。このセミは枯れ枝や樹皮に産卵し、卵は翌年の初夏に幼虫になります。幼虫の期間は飼育条件下では2~5年程度ですが、野外ではもっと時間がかかるものと思われます。成虫になってからの寿命は大体2~3週間程度と推測されています。セミの仲間は幼虫も成虫も木の汁を吸いますが、種類によって好む木があるようです。アブラゼミがどの木を好んでいるか、ぜひ園内で観察してみてください。

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