早春
樹木
バラ科の落葉高木。 ウメに近縁な果樹で、全体がよく似ているほか、ウメとアンズの雑種もあります。 初夏に黄色~橙色の甘酸っぱい実がなり、生食やジャム、シロップ漬け、ドライフルーツなどに用いられます。 また種子の中身(仁)は食用や薬用として用いられ、デザートの杏仁豆腐の杏仁とは本来このアンズの種子の仁のことです。 鶴見緑地では山のエリアにある山の広場の北東側に数十本があります。春の開花時にはウメと似た薄いピンクの花が一面に咲き乱れとても美しいものです。 日本では信州や東北など比較的涼しい地方で栽培が多く、大阪のような暖地でこのようにまとまった本数が見られるのは珍しいです。